2013年9月18日水曜日

2013年度研究部会への助成募集の開始


2013年度の研究部会制度に基づく活動助成の募集を行います。新規の申請ならびに継続の申請を受け付けます。数件程度を採択する予定です。昨年度から、制度の概要などに変更があるため、以下の内容をご確認いただき、ご応募ください。

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(社)日本健康心理学会では、2012年度より研究部会制度を発足しました。この制度の目的は、本学会員ならびに健康心理士が、連携して共同研究を実施し、健康心理学の課題解決に取り組むことを推進するものです。研究推進委員会は、こうした研究グループの集会に資金的援助を行います。
 中長期的には、健康心理学的介入効果を大規模サンプルを用いて評価するための研究プロジェクト作りを想定しています。研究部会が母体となり、文科省・厚労省等の科学研究費の申請に至ることを期待しています。

1.この制度の概要

(1)申請方法
募集は年1回行います。所定の申請期間内に、「申請書」および「研究部会参加者名簿」を研究推進委員会までご提出ください。申請書には、開催予定の公開研究会、報告会等の予定を記載してください。

(2)グループ構成
10名程度のグループ(本学会員最低3名以上)を対象とします。

(3)グループ名称
グループが承認されて助成を受けた場合には、「一般社団法人日本健康心理学会**研究部会」として活動していただきます。助成を受けたグループは学会に研究部会として登録されますが、登録は一年度を単位とします。助成を受けている期間については、「○○年度日本健康心理学会○○研究部会」を名乗ることができます。

(4)助成金額
初めて助成を受けるグループは10万円以内、前年度に助成を受けたグループが引き続き助成を受ける場合は5万円以内とします。

(5)助成金の使途
使用目的は、国民の健康に寄与する研究グループの結成と、研究集会等の活動(会場費、講師謝礼、ならびに交通費、資料制作・印刷費、研究会開催に伴う昼食費等)に限ります。具体的にはグループ作りのキックオフ集会、研究準備・打ち合わせ会、来年度開催の学会学術大会シンポジウム企画会議等が考えられます。

(6)助成期間
各グループは、初年度を含めて3年間、継続して助成を申請できます。申請書は、年度ごとに提出する必要があります。ただし助成の次年度に、申請の義務があるわけではありません。

(7)助成グループの義務
助成期間内に1回以上、公開の研究集会を開催してください。年度末には、成果報告書、会計報告書、助成金額の使用に伴う領収書の提出が必要です。
 

2.2013年度の募集について

今年度は以下の5分野のいずれかの研究グループを公募します。新規の申請ならびに継続の申請を受け付けます。

 (1)がん予防、(2)自殺予防、(3)看護・介護職支援、(4)身体活動量増進、(5)発達支援

 応募方法: 専用フォーム(様式1、2)を用い、委員長(tomo@cc.okayama-u.ac.jp)宛メール添付してください。

応募締切: 20131020


助成期間: 201311月1日~2014331

今年度は会計年度が切り替わるため、今年度の後期、すなわち3月末までとしますが、次年度からは41日~331日を助成期間とする予定です。

 
必要書類: 申請書類等は、ホームページよりダウンロードしてください。

 
(様式1)申請書                       http://jahp.wdc-jp.com/doc/bukai-shinnsei.doc
(様式2)研究会名簿                http://jahp.wdc-jp.com/doc/bukai-kaiinn.xls
 

2013年9月11日水曜日

26回大会で研究部会結集し経過・成果を報告!

日本健康心理学会第26回大会研究推進委員会主催シンポ

新生健康心理学の研究かくあるべし!


〜研究部会集結〜


  • 2013年9月8日(日)最終プログラムにおいて、表記シンポジウムを開催し、6研究部会から現在までの状況を報告していただきました。
  • 2013年度から始まった研究部会制度なので、何から何まで初めての経験でした。
  • 研究部会制度発足は、25回大会において田中宏二理事長の所信表明の中で訴えた(1)グループ研究の促進、(2)健康・医療に貢献する研究の推進、(3)外部資金の獲得をめざした研究の推進という理念に裏打ちされたものでした。
  • 2012年度は、5領域で公募し、13団体が新設申請があり、審査の結果下記6部会に集会等補助金が与えられました。
      • 1:がん(2)
      • 2:自殺予防(5)
      • 3:身体活動(2)
      • 4:発達支援(3) 
      • 5:専門職支援(1)

  • キックオフ会議等集会の開催、26回大会での報告(1)自主シンポ あるいは・および(2)テーマティックポスターセッションの開催、および本シンポでの報告が義務づけられておりました。
  • 6部会はこれらの要請にほぼ対応する形となったことを報告させていただきます。


26回大会でのシンポ抄録です。


以下、報告順にスナップを掲載します。

1 国民の身体活動増進を考える研究部会 代表の安永先生が報告。



2 認知行動療法による自殺予防研究部会 小関先生が鈴木代表に変わって報告。

3 メンタルヘルスプロモーション研究部会 代表の上地先生が報告。


4 児童虐待防止研究部会 代表の宮村先生が報告。

5 禁煙研究部会 代表の満石先生が報告。

6 子どものレジリエンス研究部会 代表に代わり大関先生が報告。

いずれも若手・新進気鋭の研究者らしく元気で、スマートで、熱気びんびん。

指定討論は、2012年度研究推進副委員長の田中先生と平井先生。



お二人の質問に対してそれぞれ研究部会から回答をしてもらいました。

今年度は田中先生が委員長として研究部会を発展させてくださいね。

2013/09/11

2012年度委員長 山田冨美雄 記